映画 ザ・ボーイ~人形少年の館~ の感想と考察 伏線はどこ?? ドッキリ番組も!!
ザ・ボーイ~人形少年の館~
出典元:https://www.imdb.com/title/tt3882082/
予告映像
全体評価
ホラー度 ★★★★☆
ハラハラ度 ★★★★☆
ストーリー面白度 ★★★★☆
男が気持ち悪い度 ★★★★★★★
どんでん返し度 ★★★★★★★★
rotten tomatoes 38%
個人的オスススメ% 90%
ザックリ感想
インシディアスと死霊館の新作どちらも観終わり退屈していた時に、久々に観たホラー映画ザ・ボーイ。
まとめるとすんごい私好みの映画でした!
とにかく気持ちいいどんでん返しが待っています。なので、出来ればあまり考えすぎずにただのB級ホラーだと思って観てください。
不気味な館に住む老夫婦の子供のベビーシッターとして、主人公のグレタは住み込みで働き始めるのですが、
その子供というのが遠い昔に亡くなった子供を模した人形なんです。
その人形を扱うにあたってたくさんのルールを夫人に教えられるんですが、
グレタはことごとくそれを破っていくんですね。
そんな器用に破っていくぅ~?って感じですが、
まあ誰でも人形相手に本気のベビーシッターなんてやってられないですよね笑
そんなわけで人形の扱い方がどんどん雑になっていくグレタ。
しかしホラー映画なんで、やっぱり人形が不可解な動きを見せるわけです。
動かないはずの人形が動きまくってグレタを恐怖に陥れます。
人形に恐れおののくグレタなんですが、実は彼女にはもうひとつ不安の種があるんですよ。
それが彼女の元カレコールです。暴力的な彼から逃れてきたのが人形のいる屋敷だったんですね。
そして途中からコールへの恐怖心が上回り、ホラー人形ブラームスに助けを求めるまでになっちゃいます。
一瞬キャスパー感が出るくらいグレタの中のブラームス株が上がっていきます。
めちゃめちゃ映画マニアの方には結末が分かってしまうかもしれませんが、
少なくとも私には驚きの最後だったので
まだの方はぜひ頭空っぽにして観てくださいね!
伏線はどこに??ネタバレあり
この映画にはたくさんの伏線がありましたね。
最後にあ~だからこんなこと言ってたんだ!!ってなります。
私なりにそれぞれの発言の理由を考察してみました。
伏線その① 大きな声で話せ
ブラームスに詩の暗唱をするときに夫人がグレタにいったルールですね。
壁の中にいる本当のブラームスに聞こえるようにさせていたんでしょう。
しかしブラームスはそんなに詩が好きなんですかね。
変わった子供だったみたいなのでまあ好きなんでしょう。
伏線その② 音楽は大音量で流せ
これもまた大声で話さなくてはならないっていうルールと同じ理由ですね。
基本ブラームスは壁の中や地下にいるので聞こえずらいんです。
けど最後のシーンを観ると普通に居住スペースがあるので、そこに機械をもっていけばいいのにって思ったんですがどうなんでしょうね。
伏線その③ 残り物は捨てずに冷蔵庫へ入れろ
もちろん人形のブラームスに食事を出しても食べませんよね。
なのでキレイに料理が残ってしまうわけなんですが、それを冷蔵庫に入れておいて本物のブラームスに与えていたんだと思います。
伏線その④ すべての窓を密閉する
この夫婦は業者に頼んで全ての窓を密閉しているんですが、理由としてネズミや害虫が入ってくるのを防ぐためだといっていますね。
ブラームスが動物を嫌がるからだとか。
それが本当の理由かもしれませんし、加えていうとブラームスがいるのは地下なので害虫が来たら直接彼の部屋に来ることになるのを防いでいたのかもしれませんね。
伏線その⑤ 私たちの息子は確かにここにいる
これは老夫婦の旦那さんの言葉、つまりブラームスの父親の言葉です。
もーこれはそのまんまの意味ですね。
息子を亡くした父親の悲しい言葉かと思いきやまさかの真実言っちゃってます。
ここでおおまかな流れが分かる人もいるかもしれませんね。
伏線その⑥ 家族だけで話をさせて
こういってグレタを部屋から遠ざけるシーンがあります。
きっとその時夫婦は壁の中のブラームスと会話をしていたんでしょう。
伏線その⑦ 本当にごめんなさい
この言葉もブラームスが普通の人形ではないことを物語っていますね。
いや実際人形自体は普通なんですが。
夫婦がもう二度と屋敷に帰ってこないことを示唆していますし、
小声で言っているのはブラームス本人に、夫婦が逃げることがばれないようにするためだったのかもしれません。
伏線その⑧ 人形の全ての不可解な動き
サンドイッチが無くなっていたり、
靴がかくされたり、
人形がこっちを見ていたり、
たくさん呪われた出来事が起こっていますが、
いま思い返せば実は全て生きたおっさんブラームスの仕業だったんですね。
そう考えるとだいぶシュールな映像なんですが、その時はポルターガイストにしか見えなかったですね。
こんな感じでたくさん伏線があった映画ザ・ボーイ~人形少年の館~。
たくさんありすぎてたくさん伏線を取りこぼしているとは思いますが、お許しください。
ザ・ボーイのドッキリ番組??
実は私、この映画の前にザ・ボーイをモチーフにしたドッキリを観ていたんですよ。
なので映画が始まった時なんか観たことがあるような…?って感じだったんですけど
そのドッキリも面白いのでここでご紹介しておきたいと思います。
最後に
最後まで見ていただきありがとうございます。
久々のホラー映画だったのでとても面白く観ることが出来ました!
まだの方はぜひ!!