映画 猫の恩返し を観て読書感想文を書こう【夏休み】
猫の恩返しを読書感想文にしよう
全国の小学生のために猫の恩返しを考察する。
こんにちは~。皆夏休み楽しんでる~??私メイホンはというとようやくレポート課題を提出して一息ついているところでございます。ところで、猫の恩返し、金曜ロードショーしますね!夏って感じでいいですよね~。
そしてそして、これはとてつもない読書感想文を終わらせるチャンスです!映画×原作の最強タッグでちゃちゃっと完璧な読書感想文を作りましょう。
今回は、自分のレポートでいっぱいいっぱいだった優秀大学生のメイホンが、映画猫の恩返しを観てから、どんなポイントに気を付けて読書感想文を書くといいか教えます。
猫の恩返しを整理しよう
さて、女子高生と猫の冒険物語、猫の恩返しですが、この冒険物語という所が、とても書きやすいポイントです。
冒険することに何を思うか。ワクワクするのか、ドキドキするのか、それは人それぞれ個性なのですが、その冒険をする主人公たちに何を感じ、この物語から何を学び、今後どのような姿勢で生活したいのか。これを考えるだけで一連の感想文としての流れが出来ます。
少し大人っぽい出来た感想文にするなら、感じたことを書き連ねていくのではなく、そこから自分の中で何が変化したのかを書く必要があります。
下に一連の流れを書いたのでこの感じで猫の恩返しを整理していってみてくださいね~!
①まず登場人物は誰か。
吉岡ハル:少しドジだが優しい女子高生。車に轢かれそうになった猫を助ける。
バロン:猫の事務所の所長。イケメン。ハルをかっこよく助ける。
ムタさん:バロンの仲間。太った猫。ツンデレ。
主要人物はこれだけですが、まだまだ登場人物がいますよね!
映画を観て、自分がどの人物(猫物?)に魅力を感じるのか整理してみましょう。この登場人物を整理してから、自分はどの人物と近い性格か、どんな人物に憧れるか、について考えるといいです!
②どこの場面に注目するか
〇誰かを助けるための勇気
ハルは見知らぬ猫を助けるため、身を挺してトラックの前へ飛び出ます。こんなこと現実では危ない行為ですが、この行為をどのように捉えるか、というのが大切なポイントです。
自分だったらどうするか、考えてみましょう。
例えば、場面はトラックに轢かれそうな猫ではなくてもいいんです。
ただ、困っている人に自分自身が勇気をもって手をさし伸ばせるかについて考えて書いてみましょう。このハルの優しい行動に何か影響を受けたなら、そのことについいても書いてみましょう。
〇日常生活に潜む冒険
この物語の中で、ハルは猫のお嫁さんにされそうになり途方にくれます。そんな時、ムタさんが現れ、彼についていくと猫の事務所を発見するんです。私はこのシーンが大好きです!
しかしこのムタさんが案内してくれる道が、完全に猫専用の道になっていて、普通なら通らない塀の上を通って行くんです。
向こうに何があるかも分からないのにムタさんを完全に信用して進んでしまうハルのヒトの良さが現れたシーンですし、ハルの好奇心旺盛さが分かるシーンでもありますね。
このシーンから、日常生活のありふれた場面にも冒険心を忘れず、小さなことにも関心を持つことは大事だと改めて思いました。同じように、この場面に何か影響を受け、行動に変化があったなら、この場面について書いても良いですね。
〇自分を貫く大切さ
この映画では、全編を通して猫の世界を取るのか、元々の人間の自分を取るのか、ハルの葛藤が描かれています。
バロンがハルに自分を見失わないように、と忠告するシーンがありますが、これってすごい大切なことだと思うんですよ。
ハルの場合は、現実世界で片思いも実らず、ドジなために色々やらかして嫌になることが多い中、猫の世界に行けばお姫様として扱われてしまうんですから、人間やめようかな~なんて思っちゃう気持ちも分かります。
しかし、ハルは誰かを助けるための勇気を持った優しい女性です。それを自分で忘れて、ありのままの自分を捨ててしまうことはもったいないですね。
私たちの現実世界でも、何か誘惑に負けて、したいことをあきらめたり、周りに流されて自分を持てなかったりすることありませんか?
ここで、バロンのように、強く自分に自信を持つことの大切さを考えてみましょう。
〇冒険をきっかけに成長する少女
ハルは今回の猫の世界の冒険を通して、一気に成長します。これまで持てていなかった自信を手に入れ、動じない性格へとなりました。冒険に行く前と後では、ハルの人間的な魅力が違います。もちろん、それまでの優しいハルも素敵ですが、優しさと強さを兼ね備えた女性に変貌する様はとても魅力を感じますね。
冒険には危険がつきものです。実際ハルは猫になりそうになるし、超高い塔に上らされるし…。しかし、この苦労が無ければ、ハルの人間的な成長は成しえないものでした。
私たちの日常生活の中でも、苦手だからと避けているもの=冒険、があるんじゃないでしょうか。努力して苦労して何かを得た経験があればそれについて考えてみましょう。また、なければ今後、どのように自分にとっての冒険と向き合っていきたいか考えてみましょう。
猫の恩返し原作
ここまでいかがだったでしょうか。少しでも読書感想文の構想が出来ていると嬉しいです。
さて、もちろんセコ技ではありますが原作を読まなくても金曜ロードショーを見れば読書感想文は書けると思います。
しかし!大学生になって思うことは、器用に課題を出すだけがすべてではないということ。
もちろん効率よく課題をして、60点70点当たりのそこそこが提出出来るということも大切です。ですが、自分で何かに関心を持ち、感動してそれを言語化するという経験がとても大事だったな~と今になって思います。
めんどくさい読書感想文ですが、自分と向き合う、いわば就活における自己分析の一環として今からその習慣を身に着けることをお勧めします。
まとめ
最後まで見ていただきありがとうございました。
今回は金曜ロードショーと原作の協力タッグによる読書感想文の書き方をまとめました。流れや、考え方など、参考にして頂けたら嬉しいです。
また、この原作×映画の最強タッグは物語の理解にとても役立ちます!
そして、U-NEXTなら原作と映画を一緒に楽しむことが出来るので私的にとてもおススメです。
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