映画 ポセイドン の感想と人物紹介【結局誰が生き残りなの?】
ポセイドン
この映画1972年の「ポセイドン・アドベンチャー」をリメイクしたものです。
当時の技術では叶わなかった迫力満点のシーンが現代のCG技術によって表現されています!
出典元:https://www.imdb.com/title/tt0409182/
監督:ウォルフガング・ペーターゼン ジャンル:パニック/スリラー 時間:1時間39分
予告映像
全体評価
パニック度 ★★★★★
ベタ度 ★★★★☆
迫力度 ★★★★★
恋愛度 ★★☆☆☆
親子愛度 ★★★★☆
Retten Tomates 33%
おススメ% 78%
ザックリ感想!
私は特に船のパニック映画に興味が無かったので今まで避けてきたのですが、今回観てよかったです!
船が舞台というよくあるパニック映画の設定なのでベタなところもあり、
あ~多分この人死ぬんやろな~って思ってたら案の定死んじゃったりするんですが、その分かりやすささえも面白かったですね。
とにかく映像が迫力満点なので、観ていてハラハラドキドキさせられますし、
特に水が流れ込むシーンは音がリアルで本当に恐いです。
この映画を観ると一生豪華客船には乗りたくなくなります。
船旅の前には観ないことをおすすめしときます。
この映画では船から脱出しようと男女10人が奮闘するのですが、
その中には強運を持った主人公や、
ヒステリックおこしちゃう女性がいたり、
子供やおじいさん、性格の悪い酒飲みがいてとにかくパニック映画らしさが詰まっています。
パニック映画好きにはたまらないベタさ加減ですね!
また、親子愛を感じられる作品でもあるので涙がでるところもあります。
この映画より先に「ポセイドン・アドベンチャー」を観て映像技術の進化を楽しむもアリですね!
#みんなの反応
ポセイドンアドベンチャーのリメイク版ポセイドン見終わった、、面白かったよ。昔観た金曜ロードショーの雰囲気。古い感じがしてとても良き。常にハラハラした!最後泣いた( ;∀;) pic.twitter.com/tzogG7Er4r
— TAKURYU (@takuryu5) 2019年1月15日
手に汗握ったー! #ポセイドン・アドベンチャー
— 隠居 (@saxeblue) 2017年12月17日
子供の頃見た以来だけど、見入ってしまった…素晴らしかった…こんなの映画館で見たら一生映画館に通うな… #ポセイドン・アドベンチャー
— 亜姫篤 (@gameura) 2017年5月30日
~~~ここからネタバレを含みます~~~
誰が生き残り?人物紹介
この映画では基本的に主要人物が決まっているのですが、船内の暗いシーンが主なので、
誰が結局生き残ったの?誰が誰なの?となりやすいです。
ここからは名前と照らし合わせて人物紹介をしていきたいと思います!
~~~~男性陣~~~~
すごい強運持ちの主人公ディラン・ジョーンズ
とにかく勘が冴えまくっていたギャンブラーです。
最初は個人主義かと思わせておいて最後まで仲間を気にかけていたザ・主人公ですね。
主人公の一番すごいシーンはやっぱりプロペラを止めようとするシーンです。
こっちまで心臓がドキドキしました!
主人公が死んでしまうパターンの映画もありますが、ディランは強運の持ち主なのでもちろん生き残ります。
ディランを支えた意外と良い市長ロバート・ラムジー
最初は悪い市長かと思っていたら良い市長でした!
ディランの次のリーダーでしたね。
娘ジェニファーとの親子愛を感じるシーンは泣けます。
特に最後のプロペラ停止ボタンを押すために潜っていったシーンは感動です。
この映画の中で最も涙の出るシーンではないでしょうか。
この市長は残念ながら生き残りませんでしたね。
鉄の塊に足挟まれたけど切り傷で済んだ彼氏クリスチャン
ロバートの娘ジェニファーの彼氏であり婚約者です。
とにかく好青年で年上二人を支え、子供の世話もしていました。
足が挟まれていたのに割と普通に動き回っていたことに驚きましたが、彼が必要な役どころだったからでしょうね。
最初の方で死んでしまうかとヒヤヒヤしましたが、生き残ります。
ちなみにこの俳優さんはドラマ「アンダーザドーム」の主人公バービーも演じています。
すでにそのドラマで彼のファンの方は彼の若いころの演技が楽しめますよ!
やさしい建築関係おじいさんリチャード・ネルソン
冒頭で彼氏に振られ自殺しよう甲板に出ており(多分ゲイの役でしたね)
客の中では一番最初に大津波を発見した人物です。
チームの中ではみんなの精神面を支える役割をになっていました。
特にエレナを娘のように気にかけていましたね。
建築関係の仕事をしており、船の構造には詳しそうな役でしたが、そこまでその仕事は生かされませんでしたね。
このおじいさんは途中エレナを助けようと水の中で引き返したりひやひやさせられましたが、最終的には生き残ります。
途中で突然居なくなり一波乱起こす子供コナー
最初のシーンでピアノの中に隠れて一人だけ上下逆さの船の中で床側?に残っていたのに驚きました。
お母さんやディランなどいろんな大人に守られているだけかと思いきや、
ダクトから出るときには彼の細い子供の腕が大活躍しましたね。
子供なのに基本冷静でお母さんを気遣ったり女性陣より頼もしかったかもしれません。
途中で訳も分からず居なくなり波乱を起こしますが最終的には生き残ります!
親切すぎるみんなのマップ船員ヴァレンタイン
エレナを船に無料で乗せてあげたり、みんなが橋を渡るときに最後まで残り橋を支えていたりすごく良い人でしたね!
しかしまさにそのエレベーターのシーンでおじいさん・リチャードに振り落とされ死んでしまいます…。
すごく残念なシーンでした。リチャードは自殺するつもりだったのになにか心変わりがあったのでしょうか。
こういった場面では犠牲を最小にするために彼を振り落とすのは必要だったのでしょうが、なんとも心が痛むシーンでしたね。
お調子者の酒飲みラッキー・ラリー
最初にディランやロバートとギャンブルをしていた人物でディスコでジェニファーやクリスチャンと合流します。
クリスチャンを助けたり冗談ばかり言っているような憎めないキャラかなと思っていたら違いました。
我先に助かろうとチームの和を乱したりして、お荷物キャラでしたね。
みんなで鉄骨を渡るときに、「ラッキーな男と呼ばれている俺が死ぬわけねーよ!」とだいぶフラグを立ていたのですが、
案の定死んでしまいました。
彼が死ぬシーンは船の事故というより上から大きな鉄の塊が落ちてくるのですが「ファイナル・デスティネーション」を彷彿とさせるようなタイミング良すぎさです。
ちなみにラリーを演じているのは、マット・ディロンの弟ケビン・ディロンなんです!
あまり出番は無いのですがお兄ちゃんのほうのファンの方は彼に注目です!
~~~~女性陣~~~~
芯強めのシングルマザーマギー
ディロンが密かに思いを寄せていた女性ですね。
母親なので基本子供のために冷静でいます。
コナーが波乱を起こす度に周りの人に助けてもらい特にディロンを危険にさらすのですが、
親子愛を感じさせる感動シーンはロバート親子の次にあります。
もちろん親子で生き残りますよ!
究極の選択を迫られる娘ジェニファー
彼女はロバートの娘でクリスチャンの婚約者ですね。
一番女性陣の中で冷静だったと思います。
ディスコでも足の挟まった彼氏をあきらめず助けようとしたり、好感度高めです。
潜ったらもう帰ってこられないであろう遠くにある管理室に
自身の父親か彼氏が行かねばならない
というシーンがありどちらを失うのもつらすぎる場面でした。
最後にはカップルで生き残ります。
NYの弟のため船に忍び込んだ密航者エレナ
この映画では基本女性陣は珍しく冷静なのですが、
途中のダクトのシーンでおそらく閉所恐怖症のエレナがヒステリックをおこしてディロンが死にかけちゃいましたね。
しかし彼女のネックレスがねじを回すのに役立ったりと活躍する場面もあります。
周りの協力もありなんとか最後のシーンまでは生きていましたが水の中で電線に引っかかてしまい、
そこで命を落とします。
最後に
「ポセイドン・アドベンチャー」と比べるとあまり人間ドラマが足りないと言われている映画ですが、この映画はこの映画で十分楽しめますし面白かったです。
観て後悔することは無いと思いますしまだの方はぜひ観てください!
人物把握が難しい映画でしたのでこの人物紹介が役に立つと嬉しいです。